公金チューチューじゃない地方活性

公金チューチューとは?-日土水むら むらびとAの備忘録

公金チューチュー

この言葉をよく聞くようになりました。調べてみたら、去年から900%検索数が増えていました。

仕組み自体は昔からあったのですが、公金チューチューという言葉のおかげで、公金チューチューというムダづかいが表に出てきています。

仕組みをしれば悪党集団が、我先にと公金チューチューに関わるのもわかります。

自民党にかぎらず悪党がお金を稼ぐために国をのっとっている。

そんな国になっているといっても言い過ぎではないです。

公金チューチュー好きの
公金チューチュー好きによる
公金チューチュー好きのための
イベントやプロモーションが地方を衰退させている可能性があります。

日土水むらは、そんな仕組みにささやかに抵抗することをもくろんでいます。

公金チューチューの仕組み

信用創造によって、一気に多くの人が豊かにはなりました。

信用創造は今では自分だけじゃできないことにエネルギーを与え、仕組みを動かせます。

ですが、お金は人の欲望をふくらませる効果があり、その効果は、いつの間にかお金を集めることを目的にする人をつくります。

お金ってそれだけじゃ無意味です。

お金儲けはガンダムのプラモデルをつくろうとしていたのに、頭のパーツだけ集めるようなものです。

そんなガンダムの頭のパーツ集めに夢中になっている人が公金チューチューをします。

そのチューチューの一つとして、地方創生とか地方活性があります。

これ自体はやらなきゃいけないことです。個性のある街をあちらこちらにつくることは、国を豊かにするために、とっても大事なことです。

ただ、やり方が問題です。

でもって、その仕組みに疑問をもたない、文句もいわないことも問題です。

日本人の良さが悪さになってしまい、さらにお金がはいることで、組織が腐っていきました。

悪いヤツらのやり口

んじゃあ、どんな手口かというと、いわゆる「中抜きチューチュー」です。

中抜きチューチューは野生の肉食動物と一緒です。一番美味しい内臓だけをたべ、残りを自分より弱いやつにあげるのと一緒です。

そんな中抜きチューチュー大好きなやつらは、国のお金に目をつけます。

国のお金を引き出すために役所と仲良くなります。国のお金は役所が申請する必要があるからです。

でも、役所にいる人がアイデアを出さない、出せない地方もあるわけです。

どうするかというと、地域創生や活性のイベントを考える会社に頼みます。

よっしゃ。次のチューチュー場所みつけたぜ!

悪いやつらはだいたい大都市の会社です。その地方のことは知らないし、愛着もないわけです。

で、その人たちは一つの仕組みを使いまわします。

人が必要ならボランティアがわんさか来るようにします。

そうすることでチューチューどころかゴクゴク飲めるイベントがつくれます。

考えてはいるので、人は来るし、やった感だけはあります。

ですが、その効果はあまりつづきません。

悪いのはだれ?

イオンや100均、全国チェーンの飲食店などが立ち並ぶ町が、この国のあちらこちらにあります。

暮らしは便利です。でもそこに「らしさ」はありません。

だれが悪いのでしょう。中抜きチューチュー好きのやつらではありません。

そして、地方の役所でも、天下り先づくりに必死なやつらでも、そいつらの言いなりの政治家でもありません。

キメラレタコトヲ キマッタヨウニヤルダケ

自分の住んでいる町を自分たちでなんとかしようとしない、選挙に参加しない、ただ言われるがままに働いてお金をつかうために、ただ時間をつかう人たちです。

周りもそうだし、それで生活は不便じゃありません。むしろ便利でラクな生活ができています。

みんなと一緒が安全・安心。
それが当たり前、それが普通。

行列にならべばご褒美がもらえる。

変わったことすれば目をつけられる。自分が傷つけられる。

それはいやだ。だったら大人しくしよう。目立たず、その他大勢にまぎれて生きるほうが得。

普通に生きていればそうなります。

僕のように社会不適合者じゃないかぎり、そうなります。

僕もそれができるならしたいかといえば、したくはないけど、そっちのほうがラクだろうなぁとは思います。

ですが、時代が変わり、社会の構造はかわっています。その他大勢で生きることが不正解になりつつあります。

新しい社会ではお金のことしか考えない、自分のことしか考えない。

そして、誰かにしたがって生きることはできなくなるかもです。

そんな社会で公金チューチューはしても、やらせてもいけないわけです。

公金チューチューやらない
やらせない、もちこまない

「非公金チューチュー三原則」をかかげる町に自分の町をかえる。そんな生き方が正しいかはわかりませんが、楽しい生き方にはなるはずです。

お金があるのが問題? ならどうしよう?

ということで、公金チューチューをやめて、自分たち「らしい」町をつくることって、これからの時代、考えていくことだと日土水むらは考えています。

なんで公金チューチューがあるのか?

お金があるからです。

お金で買えるモノがすべて。そんな価値観で生きている人が多いからです。でも僕たちがつかっているお金。しょせん紙切れです。

ある日、

それはただの紙切れです

とみんなが気づいた瞬間、見た目と細工がこっただけの印刷物になります。

お米も味噌も野菜もかえませんそんな社会になったら、公金チューチューなんてだれも考えません頭をフル回転させましょう。そして考えましょう。

もしお金がない社会になったら、役に立たない社会になったら、なにをして人の役に立つかを。

頭からケムリが、耳や鼻、目から血がふきでるまで考えることです。

できるだけ、いまの社会の仕組みではお金にならなそうなことを考えてみることです。実はすんげー価値だったりします。

一人じゃムリというかたは日土水むらの仲間になりませんか? 一緒に考えましょう。

そして、そこに住んでいる自分にしかできないコトを集めて、なにかをつくるのが本当の地方創生や活性化だと思うわけです。

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